2012年8月30日木曜日

地域型住宅ブランド化事業

今夜は 地域型住宅ブランド化事業 の説明会でした。

地域型住宅ブランド化事業 については
こちらをクリックしてください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 とくしま山・すまい・まちネット」

は、住宅の”つくり手”と”住まい手”

”山の木のつくり手”の架け橋になりたいという思いで生まれたNPO法人

です。

お国の政策はどうしても全体的な普及が先になり

ニッチなあり方が取り残されていくのは やむを得ないところです。

そうゆう中で 地域型住宅ブランド化事業 は

地元の 林業 、建築・建設業、そして住まい手の方々 に

しっかりと品質の担保された すまい を お渡しする

という 政策です。

先の 「山・すまい・まちネット」の紹介と 一致してますね。

自分の目で、木を観て、伐採の音を聞き

その木を遣って、その木の性格を熟知した

職人さんたちと作る「すまい」。

ほんの 二世代前までは 当たり前の光景だったのですが

今や とても手に入り難い存在になってしまいました。

今年度 山・すまい・まちネットでは

こういった 当たり前だったけど 今や贅沢な すまいづくり に

補助金を助成されることになりましたので ご紹介しておきます。

 

地域型住宅ブランド化事業 



今夜は 地域型住宅ブランド化事業 の説明会でした。


地域型住宅ブランド化事業 については
こちらをクリックしてください
























「 とくしま山・すまい・まちネット」


は、住宅の”つくり手”と”住まい手”

”山の木のつくり手”の架け橋になりたいという思いで生まれたNPO法人

です。





お国の政策はどうしても全体的な普及が先になり


ニッチなあり方が取り残されていくのは やむを得ないところです。






そうゆう中で 地域型住宅ブランド化事業 は

地元の 林業 、建築・建設業、そして住まい手の方々 に

しっかりと品質の担保された すまい を お渡しする

という 政策です。

先の 「山・すまい・まちネット」の紹介と 一致してますね。


自分の目で、木を観て、伐採の音を聞き

その木を遣って、その木の性格を熟知した 

職人さんたちと作る「すまい」。


ほんの 二世代前までは 当たり前の光景だったのですが

今や とても手に入り難い存在になってしまいました。

今年度 山・すまい・まちネットでは

こういった 当たり前だったけど 今や贅沢な すまいづくり に

補助金を助成されることになりましたので ご紹介しておきます。



2012年8月28日火曜日

これってビオトープ?



























むむ、庭の水鉢 に放した メダカ
夏の暑さにも耐えて、元気です。

溜まった水の中でも、大丈夫なのかなあ。

とりたてて、特別 餌もなく、水の入れ替えもないし
選んだ 水草というわけでもないのだけど

よけいなお節介をしなくても 元気そうです。

水温 測ってみたらよかった・・・。

2012年8月27日月曜日

蓄熱量の計算

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

概略だけど、床の蓄熱量の計算をしてみました。

うーん、やはり フローリングでは 積極的な蓄熱利用とはいかないですね。

 

蓄熱量の計算















概略だけど、床の蓄熱量の計算をしてみました。

うーん、やはり フローリングでは 積極的な蓄熱利用とはいかないですね。


2012年8月26日日曜日

太陽エネルギーの利用-蓄熱

南面開口 の長方形なスペース。

上記画像は 株式会社クアトロ 様 の シミュレーションソフト

建築デザイナーナーのための建築熱環境デザインソフト SolarDesigner6(試用版)

快適性と省エネルギーを実現するための建築熱環境デザイン・シミュレーションソフトです。建築設計の初期段階で主に建築デザイナーが直感的で容易に使え、室温、使用エネルギー量などを計算することができます。自然のエネルギーを利用するパッシブ建築を設計するにも最適です。またリアルタイム計算をするので、計算条件の変更がすぐ結果に反映されるため温熱環境の理解が容易にできます。温熱環境工学を勉強する方、学生にも最適な教育ツールです。
(独)建築研究所開発ソフトウェア:PASSWORK準拠
開発監修:小玉祐一郎(工学博士:神戸芸術工科大学、元・建築研究所環境部長、PASSWORK開発者)
武政孝治(工学博士:広島女学院大学、PASSWORK開発者)


             株式会社クアトロ HPより引用
       


試用させていただいているから 宣伝 というわけではなく

ほんと、基礎から 一歩ずつ学べる よいアプリケーションだと思います。
使用例

上から、順番に 床材の厚みを 増している。

自立循環型住宅 3章 手法3

蓄熱手法  です

蓄熱効果が最も高いのが タイル となっています 
次が コンクリート、プラスター 等
コンクリートの 2013KJ/m3・℃ に対して
松材は 1624KJ/m3・℃  8割 程度
なのですが、
材料ごとに、有効厚さ が 定められています。
コンクリート だと 20cm まで有効
松のフローリング だと 3cm となっています。

フローリングの厚さを3cm以上に 増やしても さほど効果は得られない。

だとすると、熱容量は 体積に比例してくるので 20cmまで含めて計算できるコンクリートが 松のフローリング にくらべて 圧倒的に有利です。

で、フローリングの厚みを順番に増やして、試用してみました。

確かに、厚さを増やした割には、劇的効果 が出ているわけでもなさそうなんですが・・・

もうちょっと試用してみたいですが 木造の 2階の床は圧倒的に 木板材が多いと思います。

今一番多いのは、構造用合板28mm の上に フローリング12mm です。

ですが、それでは 極端な 蓄熱効果が期待できません。

そのかわり、面積は床一面ですから、広いですね。

あとは、アクアレイヤー のような 蓄熱材を入れるなんてこともありそうです。

ただ 荷重の事も考えなくちゃいけません。

床ではなくて 壁で、蓄熱するとすれば 土壁 がすごく 蓄熱量が大です。

土壁 の 容積比熱は 1327KJ/m3・℃

マツよりも一見小さいですが、厚さ17cmまで

有効暑さをみることが出来ます。

ただ、土壁工法は 20年ほど前から目に見えて 減っています。

私が、土壁の現場を経験したのは、焼き杉の家 I が最後ですから

10年以上経ています。

最近の、建築士さんだと、土壁の工事過程を観たことがないかもしれません。

今回は1階 で 薪ストーブ を利用するので その熱を うまく 2階へと循環させることができればいいのですが。

同時に、床も温かさを 維持したいと思っています。

でも 体感・触感 だと コンクリート より 杉

ヒノキ より 杉 の方が温かいような気がしますが、

実は 杉の 容積比熱は

マツ の半分程度だったりします。

蓄熱 は うまく計画しないと 逆効果になるかもしれないので 難しそうです。

(※)「自立循環型住宅」 は、一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の
     商標です。



太陽エネルギーの利用-蓄熱

南面開口 の長方形なスペース。























上記画像は 株式会社クアトロ 様 の シミュレーションソフト


建築デザイナーナーのための建築熱環境デザインソフト SolarDesigner6(試用版)


快適性と省エネルギーを実現するための建築熱環境デザイン・シミュレーションソフトです。建築設計の初期段階で主に建築デザイナーが直感的で容易に使え、室温、使用エネルギー量などを計算することができます。自然のエネルギーを利用するパッシブ建築を設計するにも最適です。またリアルタイム計算をするので、計算条件の変更がすぐ結果に反映されるため温熱環境の理解が容易にできます。温熱環境工学を勉強する方、学生にも最適な教育ツールです。
(独)建築研究所開発ソフトウェア:PASSWORK準拠
開発監修:小玉祐一郎(工学博士:神戸芸術工科大学、元・建築研究所環境部長、PASSWORK開発者)
武政孝治(工学博士:広島女学院大学、PASSWORK開発者)

             株式会社クアトロ HPより引用
       


試用させていただいているから 宣伝 というわけではなく
ほんと、基礎から 一歩ずつ学べる よいアプリケーションだと思います。



使用例


上から、順番に 床材の厚みを 増している。


自立循環型住宅 3章 手法3

蓄熱手法  です


蓄熱効果が最も高いのが タイル となっています 

次が コンクリート、プラスター 等

コンクリートの 2013KJ/m3・℃ に対して

松材は 1624KJ/m3・℃  8割 程度

なのですが、

材料ごとに、有効厚さ が 定められています。


コンクリート だと 20cm まで有効

松のフローリング だと 3cm となっています。


フローリングの厚さを3cm以上に 増やしても さほど効果は得られない。



だとすると、熱容量は 体積に比例してくるので 20cmまで含めて計算できるコンクリートが 松のフローリング にくらべて 圧倒的に有利です。


で、フローリングの厚みを順番に増やして、試用してみました。


確かに、厚さを増やした割には、劇的効果 が出ているわけでもなさそうなんですが・・・


もうちょっと試用してみたいですが 木造の 2階の床は圧倒的に 木板材が多いと思います。


今一番多いのは、構造用合板28mm の上に フローリング12mm です。


ですが、それでは 極端な 蓄熱効果が期待できません。

そのかわり、面積は床一面ですから、広いですね。


あとは、アクアレイヤー のような 蓄熱材を入れるなんてこともありそうです。


ただ 荷重の事も考えなくちゃいけません。


床ではなくて 壁で、蓄熱するとすれば 土壁 がすごく 蓄熱量が大です。


土壁 の 容積比熱は 1327KJ/m3・℃


マツよりも一見小さいですが、厚さ17cmまで

有効暑さをみることが出来ます。


ただ、土壁工法は 20年ほど前から目に見えて 減っています。

私が、土壁の現場を経験したのは、焼き杉の家 I が最後ですから

10年以上経ています。


最近の、建築士さんだと、土壁の工事過程を観たことがないかもしれません。


今回は1階 で 薪ストーブ を利用するので その熱を うまく 2階へと循環させることができればいいのですが。


同時に、床も温かさを 維持したいと思っています。



でも 体感・触感 だと コンクリート より 杉

ヒノキ より 杉 の方が温かいような気がしますが、

実は 杉の 容積比熱は

マツ の半分程度だったりします。


蓄熱 は うまく計画しないと 逆効果になるかもしれないので 難しそうです。





(※)「自立循環型住宅」 は、一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の
     商標です。













2012年8月25日土曜日

「低炭素社会に向けた住まいと住まい方」の推進方策について 中間とりまとめ

「低炭素社会に向けた住まいと住まい方」の推進方策について   中間とりまとめ

 平成24年7月 付け で

経済産業省  国土交通省  環境省 の三省 から 中間とりまとめが出ています。

早ければ 2012年度中にも、非住宅 の省エネ基準が 一次エネルギー による規制へと
告示されることが示唆されている。

住宅では 2020年以降、すべての住宅 について、同規制の義務化が求められる。

もう一点、

・省エネ診断・実エネルギー消費量の見える化
 
 簡易測定手法の開発など
 既存ストックの省エネ性能の把握の促進

・耐震改修との同時実施など効果的な
 省エネ改修方法・技術に係る情報提供の実施

・既存ストックも含めた不動産取引時における省エネルギー性能 の評価・表示制度の検討
 
 既存住宅 建築物の省エネ改修 の支援 等

中小工務店等への支援

伝統木造住宅等の評価方法の検討 中小工務店等の対策の遅れ

中小工務店・大工の省エネ施工技術修得支援(5カ年計画)

・既存住宅・建築物の省エネ改修への支援 等

既存ストック(要するに既存住宅) をどのように 扱うか。

にふれています。

また、場末の設計事務所、工務店への技術習得計画 もおこなう とある

この辺りのことは 今年度の 地域ブランド化事業 とも連動しているのかもしれません。

※伝統的な木造住宅に関し、省エネルギー基準への適合義務化によりこれが建てられなく
 なるとの意見や、日本の気候風土に合った住まいづくりにおける工夫も適切に評価すべき
 との意見などがあることから、引き続き、関係する有識者等の参加を得て検討を進める。

いよいよ、2020年に向けて、具体的なマップがでてきました。

特徴としては、上に上げたもの以外には、 一次エネルギー消費量 を元に

省エネ性能を 規制する というところでしょう。

節約、節電、これが 体を痛めつける方向 に向かうことは

単に、個人の趣向の問題でしか在りません。

住まい手の方が、そのようにされるのは、致し方ないことかもしれません。

でも いわゆる 「建築家」が、表現のための表現、を正当化するために

肉体的に過酷な・・・そう例えば・・・クールビズ的住宅を 量産することは

悲しいことです。

省エネ へと向かう ロードマップ と平行して

快適さ のような指標を忘れてはならない、そう思うのが 私の すまい観です。

(※)図表は、環境省 HPからの引用

「低炭素社会に向けた住まいと住まい方」の推進方策について 中間とりまとめ


「低炭素社会に向けた住まいと住まい方」の推進方策について   中間とりまとめ

 平成24年7月 付け で

経済産業省  国土交通省  環境省 の三省 から 中間とりまとめが出ています。
















早ければ 2012年度中にも、非住宅 の省エネ基準が 一次エネルギー による規制へと
告示されることが示唆されている。

住宅では 2020年以降、すべての住宅 について、同規制の義務化が求められる。

もう一点、



・省エネ診断・実エネルギー消費量の見える化
 
 簡易測定手法の開発など
 既存ストックの省エネ性能の把握の促進

・耐震改修との同時実施など効果的な
 省エネ改修方法・技術に係る情報提供の実施

・既存ストックも含めた不動産取引時における省エネルギー性能 の評価・表示制度の検討
 
 既存住宅 建築物の省エネ改修 の支援 等


中小工務店等への支援

伝統木造住宅等の評価方法の検討 中小工務店等の対策の遅れ

中小工務店・大工の省エネ施工技術修得支援(5カ年計画)

・既存住宅・建築物の省エネ改修への支援 等


既存ストック(要するに既存住宅) をどのように 扱うか。



にふれています。



また、場末の設計事務所、工務店への技術習得計画 もおこなう とある

この辺りのことは 今年度の 地域ブランド化事業 とも連動しているのかもしれません。
















※伝統的な木造住宅に関し、省エネルギー基準への適合義務化によりこれが建てられなく
 なるとの意見や、日本の気候風土に合った住まいづくりにおける工夫も適切に評価すべき
 との意見などがあることから、引き続き、関係する有識者等の参加を得て検討を進める。




いよいよ、2020年に向けて、具体的なマップがでてきました。

特徴としては、上に上げたもの以外には、 一次エネルギー消費量 を元に

省エネ性能を 規制する というところでしょう。


節約、節電、これが 体を痛めつける方向 に向かうことは

単に、個人の趣向の問題でしか在りません。

住まい手の方が、そのようにされるのは、致し方ないことかもしれません。

でも いわゆる 「建築家」が、表現のための表現、を正当化するために

肉体的に過酷な・・・そう例えば・・・クールビズ的住宅を 量産することは

悲しいことです。

省エネ へと向かう ロードマップ と平行して

快適さ のような指標を忘れてはならない、そう思うのが 私の すまい観です。



(※)図表は、環境省 HPからの引用

2012年8月24日金曜日

フラット35の仕様書

■フラット35仕様書セミナー「どこが変わった?木造仕様書」 

フラット35 の仕様が 大きくかわりそうです。

その解説セミナーが 近くは 大阪 で開かれるるようで。
すでに 東京会場は 満席 で 何度か追加セミナーが発表され それも すぐ満席になるという
状況。


まず、これまで 機構が出版していたものが 株式会社井上書院 からの出版に変わりました。


気になるところ、は

■「省エネ等級4」防露仕様 :分かりやすい記載に変更  という項目。

フラット35S は
フラット35 に比べ 「省エネルギー性、耐震性」 などに優れた住宅を取得される場合に、
【フラット35】のお借入金利を一定期間引き下げる制度


■「省令準耐火構造」の仕様 :ご照会の多い事項について、解説図を多数追加!

省令準耐火 というのは 建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。


省令準耐火仕様で住宅を取得すると、火災保険 の掛け金が 有利になります。



一昨年、それまでは事実上「型式認定」を取得した方法でしか建てられなかった省令準耐火の仕様が 仕様公開されたこともあって、採用してみました。


なにしろ、始まって日が浅かったこともあって

理解しにくい、補足説明がほしくなるような規定が たくさんあり 手続きに結構時間がかかりました。

おかげさまで、次回からはスムーズに 設計・監理ができそうです。


おそらく、たくさんの設計事務所、ビルダー さん から問い合わせが殺到したんだろうと察します。


そこで、省令準耐火 の解説、図示 が 追補されたようです。



10/1には、井上書院さんから 新しいフラット35共通仕様書が 発売されそうなので


読んでみて また ご報告したいと思います。





フラット35の仕様書

■フラット35仕様書セミナー「どこが変わった?木造仕様書」 

フラット35 の仕様が 大きくかわりそうです。

その解説セミナーが 近くは 大阪 で開かれるるようで。
すでに 東京会場は 満席 で 何度か追加セミナーが発表され それも すぐ満席になるという
状況。


まず、これまで 機構が出版していたものが 株式会社井上書院 からの出版に変わりました。


気になるところ、は

■「省エネ等級4」防露仕様 :分かりやすい記載に変更  という項目。

フラット35S は
フラット35 に比べ 「省エネルギー性、耐震性」 などに優れた住宅を取得される場合に、
【フラット35】のお借入金利を一定期間引き下げる制度


■「省令準耐火構造」の仕様 :ご照会の多い事項について、解説図を多数追加!

省令準耐火 というのは 建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。


省令準耐火仕様で住宅を取得すると、火災保険 の掛け金が 有利になります。



一昨年、それまでは事実上「型式認定」を取得した方法でしか建てられなかった省令準耐火の仕様が 仕様公開されたこともあって、採用してみました。


なにしろ、始まって日が浅かったこともあって

理解しにくい、補足説明がほしくなるような規定が たくさんあり 手続きに結構時間がかかりました。

おかげさまで、次回からはスムーズに 設計・監理ができそうです。


おそらく、たくさんの設計事務所、ビルダー さん から問い合わせが殺到したんだろうと察します。


そこで、省令準耐火 の解説、図示 が 追補されたようです。



10/1には、井上書院さんから 新しいフラット35共通仕様書が 発売されそうなので


読んでみて また ご報告したいと思います。





2012年8月23日木曜日

木造学校

徳島県 建築士会の勉強会 木造建築研究会 の企画した

木造学校 が 今日から 始まりました。

木造建築研究会 は 2年目 ですが、50人程の方が 受講されたそうで

続けること がこうして 結果に結びつくこともあるのだなあ と 改めて思います。

講座の中では、

「木材の特性」 と 「木材の炭素固定」が 本日の内容でした。

ちょっとだけ残念なのは、後半の 「炭素固定」 が やや時間の都合で

端折ってしまわざるをえなかったことですが

まだまだ 機会はあるので 次に期待します。

講座に先立って、定例会 では、 事前復興プラン について 少し 整理させて頂きました。

 

事前復興プラン というのは、

もし 被災 (震災・津波)したときに、被害を最小限に食い止めることと

同時に 街づくり が 同時に 推進できないか。

そういったことを 切実に考えていらっしゃる方々が 身近、現状でもいらっしゃいますし

そういった方々に学び、広報 していけないだろうか。

というような ことを今 考えている WG です。

WGの方たちは、私より遙かに そういった 課題に 直面されてますので

私の立場は、サイレントマジョリティ目線 ということになります。

そういった 立ち位置から、WGメンバーの方がたから お知恵をおかりし

作図 したものが、上の二つの スケッチです。

木研 の位置 づけは 私なりにもっていて 「自分の持っている○○と出し合い共有する」

ということだと思っているので、

学び合う、プロフェッショナルだから 自分で自分のことを onlyone で解決する

というのとは 違ってもよいのではないかと思っています。

こうして、共有しあった 内容 が 各々 の設計、しいては お施主様 に還元されていけばいいと

思ってます。

先日の 山・すまい・まちネットの例会 でも
それぞれの 強み を活かして 知恵を出し合う ことで 一つの事柄が 前へ進む
ということを実感しています。

写真 は 長屋住居の 遮音性 について 話しているメモ です。

木造学校

徳島県 建築士会の勉強会 木造建築研究会 の企画した

木造学校 が 今日から 始まりました。


木造建築研究会 は 2年目 ですが、50人程の方が 受講されたそうで

続けること がこうして 結果に結びつくこともあるのだなあ と 改めて思います。


講座の中では、

「木材の特性」 と 「木材の炭素固定」が 本日の内容でした。


ちょっとだけ残念なのは、後半の 「炭素固定」 が やや時間の都合で

端折ってしまわざるをえなかったことですが

まだまだ 機会はあるので 次に期待します。




















講座に先立って、定例会 では、 事前復興プラン について 少し 整理させて頂きました。


 



事前復興プラン というのは、

もし 被災 (震災・津波)したときに、被害を最小限に食い止めることと

同時に 街づくり が 同時に 推進できないか。

そういったことを 切実に考えていらっしゃる方々が 身近、現状でもいらっしゃいますし

そういった方々に学び、広報 していけないだろうか。

というような ことを今 考えている WG です。

WGの方たちは、私より遙かに そういった 課題に 直面されてますので

私の立場は、サイレントマジョリティ目線 ということになります。

そういった 立ち位置から、WGメンバーの方がたから お知恵をおかりし

作図 したものが、上の二つの スケッチです。


木研 の位置 づけは 私なりにもっていて 「自分の持っている○○と出し合い共有する」

ということだと思っているので、

学び合う、プロフェッショナルだから 自分で自分のことを onlyone で解決する

というのとは 違ってもよいのではないかと思っています。


こうして、共有しあった 内容 が 各々 の設計、しいては お施主様 に還元されていけばいいと

思ってます。


先日の 山・すまい・まちネットの例会 でも
それぞれの 強み を活かして 知恵を出し合う ことで 一つの事柄が 前へ進む
ということを実感しています。


















写真 は 長屋住居の 遮音性 について 話しているメモ です。

2012年8月22日水曜日

太陽の熱を利用しよう

パッシブ住宅、古民家、自立循環・・・

すべて 太陽の恵みを 享受できるように 計画されている。

かつては、それを 経験値で補い、時には(いやむしろ頻繁に) 失敗もあっただろう

今は、パソコンというツールが、その 経験値 を根拠づけてくれる。

そして 最もそれにふさわしい ツールが solar designer(ソーラーデザイナー)というツール。

今、Demo版を使っているのだけど。

ツールの、入力値 の中に 「容積比熱」を記入できます。

太陽 熱をどれぐらい貯められるか という目安になる数字です。

例えば 松は  1624
      杉は  783

なんと 杉材では 松の半分しか熱を蓄えられません。

蓄えた熱を、いったいどうするか。

例えば、太陽の熱が 貯められ、夜になると 今度は 熱を 出してくれます。

壁や天井からの 輻射熱は 体感温度に 大きく影響します。

また、容積比熱 の大きい材料を使うと、時間帯による温度差が急激に変化せず

ゆるやかに、部屋をあたためてくれます。

場合によっては、その熱のおかげで、暖房費が 10%~最大50%まで削減出来そうです。

ちなみに、木造でしたら  土壁仕上げでしたら

なんと  1327KJ/m2℃ と非常に 熱を蓄えるポテンシャルがたかいようです。

太陽の熱を利用しよう

パッシブ住宅、古民家、自立循環・・・

すべて 太陽の恵みを 享受できるように 計画されている。

かつては、それを 経験値で補い、時には(いやむしろ頻繁に) 失敗もあっただろう

今は、パソコンというツールが、その 経験値 を根拠づけてくれる。

そして 最もそれにふさわしい ツールが solar designer(ソーラーデザイナー)というツール。

今、Demo版を使っているのだけど。


















ツールの、入力値 の中に 「容積比熱」を記入できます。

太陽 熱をどれぐらい貯められるか という目安になる数字です。

例えば 松は  1624
      杉は  783

なんと 杉材では 松の半分しか熱を蓄えられません。

蓄えた熱を、いったいどうするか。

例えば、太陽の熱が 貯められ、夜になると 今度は 熱を 出してくれます。

壁や天井からの 輻射熱は 体感温度に 大きく影響します。

また、容積比熱 の大きい材料を使うと、時間帯による温度差が急激に変化せず

ゆるやかに、部屋をあたためてくれます。

場合によっては、その熱のおかげで、暖房費が 10%~最大50%まで削減出来そうです。

ちなみに、木造でしたら  土壁仕上げでしたら

なんと  1327KJ/m2℃ と非常に 熱を蓄えるポテンシャルがたかいようです。



2012年8月19日日曜日

次世代省エネ基準

次世代省エネ基準というのがありまして

平成11年3月に改正 告示された「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断と基準」及び 「同設計及び施工の指針」のこと

なのですが、今は 平成24年 改正されてから 10年超えていますから

とうの昔に 次世代でも何でもない 基準になってしまいました。

この 次世代省エネ基準 は フラット35S の融資を受ける場合に 使えます。

ただ、断熱材の厚みが増す ので 次世代基準 未満のものより コスト増にもなります。

ただ 今後 2020年を目処に これ または この基準以上の省エネ性能が

すべての住宅に 義務づけされます。

今 進んでいる計画 もある程度 それに沿ったものに して置く方がいいと考えています。

で、なるべく 建設時に コスト増に なった分を、暖房費などなどで

何年で取り戻せるか。

また同じコスト増でも、実際の快適さにつながって、これぐらいの電気代 がお得なんです。

ただ 断熱材の厚みを増す という方法は、何の工夫もない設計 だといわざるを得ません。

今回、薪ストーブを 入れることになっていますので

その熱を 上手に活かしたいですねえ。

ここ2.3日で いくつか 相談してるんですが どうなるでしょうか。

屋根の棟換気は ここ 2件 標準仕様として 採用しているのですが

これも いつも紹介しています 「自立循環型住宅設計のガイドライン」で

勧められている 手法です。

果たして、この 棟換気が 室内環境にどのような 影響を与えるのか

検索してみますと、いくつかの実験データーを見つけることが出来ました。

これで 安心して メリット・デメリット含めて採用できます。

また、デザイン的にも 垂木の鼻先の板(鼻隠し)が180以内で 比較的 軽快に見えるかな。

屋根が、重厚に見える場合と、軽快に見せたい場合では また色々 考えてます。

天井 は、 比較的 熱容量がある 木の厚板 を採用して 

天井であると同時に 屋根下地 も兼ねています。

さあ、でもどれぐらいの 熱を貯められるのか、調湿はどうなのか も 気にしてるところです。

一般に、「木」は 「断熱性がある」といわれていますが 実は 鉄なんかの素材に比べると

という前提で 断熱性は 期待できません。

ですから、木の外部側 でしっかり断熱をしておきたいです。

ただ単純に、木が見える エコ風 じゃなく 本当に エコ、快適 を考える。

風、熱、湿度、蓄熱、・・・諸々の要素の かねあい が必要 だと思う。

次世代省エネ基準

次世代省エネ基準というのがありまして


平成11年3月に改正 告示された「住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する建築主の判断と基準」及び 「同設計及び施工の指針」のこと

なのですが、今は 平成24年 改正されてから 10年超えていますから

とうの昔に 次世代でも何でもない 基準になってしまいました。

この 次世代省エネ基準 は フラット35S の融資を受ける場合に 使えます。

ただ、断熱材の厚みが増す ので 次世代基準 未満のものより コスト増にもなります。



ただ 今後 2020年を目処に これ または この基準以上の省エネ性能が

すべての住宅に 義務づけされます。


今 進んでいる計画 もある程度 それに沿ったものに して置く方がいいと考えています。

で、なるべく 建設時に コスト増に なった分を、暖房費などなどで

何年で取り戻せるか。

また同じコスト増でも、実際の快適さにつながって、これぐらいの電気代 がお得なんです。

ただ 断熱材の厚みを増す という方法は、何の工夫もない設計 だといわざるを得ません。

今回、薪ストーブを 入れることになっていますので

その熱を 上手に活かしたいですねえ。

ここ2.3日で いくつか 相談してるんですが どうなるでしょうか。






屋根の棟換気は ここ 2件 標準仕様として 採用しているのですが

これも いつも紹介しています 「自立循環型住宅設計のガイドライン」で

勧められている 手法です。


果たして、この 棟換気が 室内環境にどのような 影響を与えるのか

検索してみますと、いくつかの実験データーを見つけることが出来ました。

これで 安心して メリット・デメリット含めて採用できます。


また、デザイン的にも 垂木の鼻先の板(鼻隠し)が180以内で 比較的 軽快に見えるかな。

屋根が、重厚に見える場合と、軽快に見せたい場合では また色々 考えてます。

天井 は、 比較的 熱容量がある 木の厚板 を採用して 

天井であると同時に 屋根下地 も兼ねています。

さあ、でもどれぐらいの 熱を貯められるのか、調湿はどうなのか も 気にしてるところです。

一般に、「木」は 「断熱性がある」といわれていますが 実は 鉄なんかの素材に比べると

という前提で 断熱性は 期待できません。

ですから、木の外部側 でしっかり断熱をしておきたいです。

ただ単純に、木が見える エコ風 じゃなく 本当に エコ、快適 を考える。

風、熱、湿度、蓄熱、・・・諸々の要素の かねあい が必要 だと思う。

2012年8月15日水曜日

省エネ改修工事

広報徳島 8月15日 NO.885 

徳島市の地震津波対策 (一面)

固定資産税を減額します(二面)

 ・耐震改修工事に伴う減額

 ・バリアフリー改修工事に伴う減額

 ・省エネ改修工事に伴う減額

が 掲載されています。

○ 省エネ改修工事に伴う減額

   徳島市のホームページにも 案内されています。 

   こちらをクリック

   くらし税金・国保・後期医療・年金

    に進んでください。
  
 

いくつかの条件がありますが、
 
窓の断熱改修工事 も 対象になっています。

改修を行った家屋全体に係る翌年度分の固定資産税額の1/3を減額

される場合があります。



窓ガラスの断熱性能は 

壁の 1/7 程しか断熱性がありません。

断熱性能 は 屋根、壁、窓 をバランスよく。

非常にわかりやすい資料がありました。

すむすむ 住まいと暮らしの総合サイト

トップページ住まいづくりでエコロジー最新 高断熱住宅の基礎知識>

若しくは、

トップページ 右サイドの検索で  窓  と入力して検索してください。

真空ガラス だと かなり 断熱材を適切に使用した 外壁に近づいているのが分かります。

省エネ改修工事

















広報徳島 8月15日 NO.885 

徳島市の地震津波対策 (一面)


固定資産税を減額します(二面)

 ・耐震改修工事に伴う減額

 ・バリアフリー改修工事に伴う減額

 ・省エネ改修工事に伴う減額

が 掲載されています。



○ 省エネ改修工事に伴う減額

   徳島市のホームページにも 案内されています。 

   こちらをクリック

   くらし税金・国保・後期医療・年金

    に進んでください。
  
 

いくつかの条件がありますが、
 
窓の断熱改修工事 も 対象になっています。

改修を行った家屋全体に係る翌年度分の固定資産税額の1/3を減額

される場合があります。





窓ガラスの断熱性能は 

壁の 1/7 程しか断熱性がありません。

断熱性能 は 屋根、壁、窓 をバランスよく。




非常にわかりやすい資料がありました。


すむすむ 住まいと暮らしの総合サイト

トップページ住まいづくりでエコロジー最新 高断熱住宅の基礎知識>

若しくは、

トップページ 右サイドの検索で  窓  と入力して検索してください。


真空ガラス だと かなり 断熱材を適切に使用した 外壁に近づいているのが分かります。





2012年8月14日火曜日

体感温度

体感温度=(表面温度+室温)÷2

と 先日書きました。

それ以外に、

wikipedia で 「リンケ体感温度(℃)」 という 公式が紹介されています。


t は、気温、v は 風速(m/s)なのだそうです。

自立循環型住宅への設計ガイドライン では

夏の風呂上がり に 扇風機をつかうと 体感温度 を低下させる効果がある と書かれています。

私が よく聞くのは 「風速1m/秒の風が吹くと体感気温は1℃低下する」
という登山時の 心得 だそうですが
(私は登山をしないから真偽は・・・)

扇風機の 体感温度への影響を
数値で評価するのは難しいけれども
概ね、 1℃ 体感温度を低下させる
効果がある

そうです。

「自立循環型住宅への設計ガイドライン」という テキストの名前が なんだか

小難しさを 醸し出しますが、

扇風機の活用 といった、生活の知恵・・・

本当に誰でも出来る生活の知恵 と 住まいの知恵、設備 を 丁度よい加減で取り入れる

というのが、大切なところだと思います。

誰でも出来ることなのに、意外と 誰もが見落としている

そうゆう 13の指標  に触れていきたいと思います。

以下 徳島新聞WEB 2012/5/26 14:37 より 画像クリックで リンク元へ

 

体感温度

体感温度=(表面温度+室温)÷2


と 先日書きました。

それ以外に、

wikipedia で 「リンケ体感温度(℃)」 という 公式が紹介されています。





t は、気温、v は 風速(m/s)なのだそうです。

自立循環型住宅への設計ガイドライン では

夏の風呂上がり に 扇風機をつかうと 体感温度 を低下させる効果がある と書かれています。


私が よく聞くのは 「風速1m/秒の風が吹くと体感気温は1℃低下する」
という登山時の 心得 だそうですが
(私は登山をしないから真偽は・・・)

扇風機の 体感温度への影響を
数値で評価するのは難しいけれども
概ね、 1℃ 体感温度を低下させる
効果がある

そうです。

「自立循環型住宅への設計ガイドライン」という テキストの名前が なんだか

小難しさを 醸し出しますが、

扇風機の活用 といった、生活の知恵・・・

本当に誰でも出来る生活の知恵 と 住まいの知恵、設備 を 丁度よい加減で取り入れる

というのが、大切なところだと思います。


誰でも出来ることなのに、意外と 誰もが見落としている

そうゆう 13の指標  に触れていきたいと思います。




以下 徳島新聞WEB 2012/5/26 14:37 より 画像クリックで リンク元へ




 

2012年8月11日土曜日

住宅のお医者さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お盆の 渋滞が始まりましたね。

しかも、雲行きが怪しい、パラパラ小降り。

事務所への道中 書店を経由

本命は 新建築・住宅特集 掲載の 「住宅医」について。

読み応えのある、内容です。

「住宅医」については、コンフォルト でも 取り上げられていましたが

かなりの大型案件。

住宅特集の方は、比較的身近な 事例 かと思います。

と、勝手に話を進めていますが・・・

「住宅医」については  こちらをクリック

簡単に言えば 住宅のお医者さん ということになるのですが、
私が 生半可なことをここで書いてもいけないので

リンク先をご覧ください。

すべての道は、岐阜につづく  という気がします。

今年度は、とりあえず 温熱環境の改善と対策

岐阜県立森林文化アカデミーの 辻先生の講義日 と

住まいと環境社 野池学校 でも お世話になっています 野池先生 の講義日

に参加予定にしております。

少しでも、住宅リフォーム の役に立つ システム を役立てたいものです。

来年度は、構造~木材劣化 といった

今年、建築士会 木造研究会 で知識共有している内容に参加できればいいなあ と

思案中。

話は 逸れましたが・・・

書店で ふと ソトコトという雑誌に目をやると 昨夜 木造研ワーキンググループで話題に上った
シェアハウス の 旨くいっている事例が 掲載されていました。

文化の森図書館でも、ブラウジングコーナーに置いてありますので

興味のある方はご覧ください。

図書館の予算も当然厳しいのですが、もっともっと 図書館を利用する方が増えると良いなあ
なんて個人的には思っています。

雑感・・・

これからは 否応なしに 住まい方への意識に変化が促されていくんだろうなあ・・・
作っては壊し、スクラップ・アンド・ビルド から 大切に維持管理していく 住まい

場合によっては、「所有しない」 という 意識もあり得るのじゃないかなあ・・・

価値観でつながっている 人と人とのネットワーク。

色々な、事を考えます。

少なくとも、今のように たかだか 6.7kmの道のりとはいえ 車で 出勤・・・我ながら

一時、流行った SOHO ・・・ で十分なんじゃないかと思ったりしてます。

住宅のお医者さん






















お盆の 渋滞が始まりましたね。
しかも、雲行きが怪しい、パラパラ小降り。

事務所への道中 書店を経由

本命は 新建築・住宅特集 掲載の 「住宅医」について。

読み応えのある、内容です。

「住宅医」については、コンフォルト でも 取り上げられていましたが

かなりの大型案件。


住宅特集の方は、比較的身近な 事例 かと思います。


と、勝手に話を進めていますが・・・

「住宅医」については  こちらをクリック

簡単に言えば 住宅のお医者さん ということになるのですが、
私が 生半可なことをここで書いてもいけないので

リンク先をご覧ください。

すべての道は、岐阜につづく  という気がします。

今年度は、とりあえず 温熱環境の改善と対策

岐阜県立森林文化アカデミーの 辻先生の講義日 と

住まいと環境社 野池学校 でも お世話になっています 野池先生 の講義日

に参加予定にしております。

少しでも、住宅リフォーム の役に立つ システム を役立てたいものです。

来年度は、構造~木材劣化 といった

今年、建築士会 木造研究会 で知識共有している内容に参加できればいいなあ と

思案中。



話は 逸れましたが・・・

書店で ふと ソトコトという雑誌に目をやると 昨夜 木造研ワーキンググループで話題に上った
シェアハウス の 旨くいっている事例が 掲載されていました。

文化の森図書館でも、ブラウジングコーナーに置いてありますので

興味のある方はご覧ください。

図書館の予算も当然厳しいのですが、もっともっと 図書館を利用する方が増えると良いなあ
なんて個人的には思っています。


雑感・・・

これからは 否応なしに 住まい方への意識に変化が促されていくんだろうなあ・・・
作っては壊し、スクラップ・アンド・ビルド から 大切に維持管理していく 住まい

場合によっては、「所有しない」 という 意識もあり得るのじゃないかなあ・・・

価値観でつながっている 人と人とのネットワーク。

色々な、事を考えます。


少なくとも、今のように たかだか 6.7kmの道のりとはいえ 車で 出勤・・・我ながら

一時、流行った SOHO ・・・ で十分なんじゃないかと思ったりしてます。

体感温度

建築士会 の 勉強会
木造建築研究会 のミーティング の 様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テーブルの上にあるのは

「放射温度計」

自立研 や 野池政宏さんの 「省エネ・エコ住宅設計究極マニュアル」でも
温熱環境 必須アイテム の一つとして 紹介されていましたので
この春に 購入したものです。

先日の、中村勉先生の 講演会の中でも
先生ご自身が、カバンの中から取り出して 紹介してくださいました。

写真の 横にも もう 一個(佐藤恵子さん所有のものが) あります。

私たちの感じる 「体感温度」 というのは

実は、難しい式で求めることが出来るのですが 室温とは大きな差が生じることがあります。

それについて 大ざっぱに は

体感温度=(表面温度+室温)/2

つまりは、私たちの周囲の 壁、窓、床、天井 等の 「表面温度(平均放射温度)」と
「室温」 の 平均温度 として考えると 適当だ

と 自立循環型住宅への設計ガイドライン に 書かれています。

この夏前から、いたるところで 測定していますが 私の部屋でしたら

放射熱 が 29度 ぐらいまでだと 室温31度でも まあそこそこ快適だったりします。

この 体感温度 は 人によって違いがありますから

今自分が 快適 とか 寒い とか 感じている場面で

放射熱 と 室温 が どの程度の数値 なのかを 測定して 設計に活かすよう
訓練が必要なのです。

ちなみに ミーティング場所 「森の元気」 の壁面(杉板) は 28度 でした。

しかし、一カ所・・・天井の蛍光灯表面は 39度 です。

照明器具 が発する 熱も 体感温度に大きく関係しています。

他にも、湿度、風速 なんかも 影響します。

それについては、また明日。

2012年8月7日火曜日

住まいの燃費

株式会社CPU様による 「建もの燃費ナビ」という温熱環境プログラム のデモンストレーションを行っていただきました。

「建もの燃費ナビ」については、

こちらをクリック

で詳しく紹介されています。

省エネの効果は 大きく分けて二つ。

日々の生活にかかってくる 光熱費 を軽減できること。

そして

CO2 削減につながること。

「建もの燃費ナビ」では、次のバージョンアップ(近々ですが)

どれだけの 省エネ効果があるのか 「光熱費 ○○○円 」といった具体的な 金額で

結果が、示せるようになると お聞きしました。

とかく、CO2削減 のみがクローズアップされますが、

CO2排出量削減にも参加し、同時に 自分のお財布も 出費を削減できる方法を

検討するのに非常に 便利なツールのように思います。

今、仕切りにコマーシャルされている 「スマートハウス」 では HEMS(ヘムス)という制御システム

を使って、光熱費を抑えるという 方法が主流のように思います。

ですが、「建ものの配置、角度」、「ひさしの長さ」 といった基本的なことが

建ものの 省エネ につながっていることは 意外と見過ごされているような気がします。

それ以外に、建もの燃費ナビ 以外の機能として

通風シミュレーションも見せていただきました。

建築設計 で できる事は極力 実現する。

それが 基本 のように思います。

そこを置き去りにして 初期投資が高いシステムに あわせて生活する以外の方法・・・

太陽、日射、風、をはじめとして 身近な自然と上手に付き合っていく 省エネ があっても

いいのではないでしょうか。

耐震診断

この日曜日は、
「明日から出来る木造住宅耐震リフォームセミナー」の説明会に行ってきました。

NHKの 四国羅針盤 をご覧になられた方も多いかと思いますが

南海トラフ、三連動地震が発生した場合、東日本大震災で見られたような

想定を超えた 津波 と同時に 「揺れ」が起こることが想定の範囲内に組み込まれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の写真は、会場で配布されたパンフレットです。

お問い合わせ先は (社)徳島県建築士会 088-653-7570

耐震診断の件数に対して、耐震補強をされる件数が、かなり少ない現状が報告されました。
私自身、診断に赴きますが、やはり一番のネックは、 「費用」です。

もちろん、全面的に 倒壊しないと予測されるレベルまで 改修を行うのには
それなりの 費用がのしかかってきます。

そこで、写真左側にある ピンクのパンフレット で紹介されているように
万が一、倒壊にいたっても 「命だけは守るリフォーム」が今急速に 認知されはじめています。

そのあたりの、補助制度 についての説明会でした。

多くの内容は、普段耐震診断を行っていると、すでに知っていることなのですが
それを、適切に 依頼者の方々に 説明できることも耐震診断員の大切な役割ですね。

ひとつだけ注意点!

耐震診断と称して、訪問する営業が 少なからず存在します。
その中には、キチンとした知識がないままに、不安をあおるような行為も見受けられます。

そうした場合、まずは 公的機関(地元 市町村、建築士会、建築士事務所協会といった)
に相談される事をお勧めします。

本日は、山・すまい・まちネット 定例会。

明日は、株式会社CPU様 による、
パッシブ計算ソフトの、デモンストレーションの予定が入っています。
また、その 結果も 記したいと思います。

 

ラベル

講習 (63) 自立循環型住宅 (55) パッシブデザイン (51) 光熱費1/2 (48) シミュレーション (40) 省エネ (38) 低燃費住宅 (33) 木造 (26) 制度 (22) 温熱環境 (22) 設計の進め方 (21) その他 (19) wallstat (15) 設計手法 (15) ツール (13) 断熱 (13) 木の家設計家 (13) 未分類 (13) 構造計算 (13) 構造アプローチ (12) Forward to 1985 (11) 野池学校 (11) 徳島杉 (10) 省エネ法 (9) 耐震 (9) コンピュテーショナル (8) 川内の家 (8) 日射熱利用 (8) 耐震等級3 (8) サスティナブル (7) 予算 (7) 住宅 (7) 結露・温熱環境 (7) うちエコ (6) 住宅医 (6) 東南海地震 (6) 環境設計道場 (6) 山すまいまちネット (5) 改正省エネ法 (5) 焼杉の家Ⅲ (5) 薪ストーブ (5) SKETCHUP (4) エネパス (4) リフォーム (4) 展覧会 (4) 暮らし省エネマイスター (4) 温湿度 (4) 焼き杉の家 (4) 設計 (4) NPO山すまいまちネット (3) ウッドマイルズ (3) エネルギーパス (3) 伝統構法 (3) 地域性 (3) 建築 (3) (3) 環境 (3) 資料 (3) 防災 (3) NEWS (2) Rhino (2) ladybug (2) インスペクション、補助金 (2) パッシブハウス (2) 住宅医、リフォーム、断熱改修 (2) 健康住宅 (2) 空気線図 (2) 3D (1) CLT (1) HEAT20 (1) SolaeDEesigner (1) ZEH (1) blog (1) wallstat(地震倒壊シミュレーション) (1) エコモデルハウス (1) コンセプト (1) サスティナブルデザイン (1) サーモカメラ (1) シミュレーション ツール (1) シミュレーションツール (1) セミオーダー (1) ハザードマップ (1) パッシブデザインツール (1) ホームズ君 (1) モデル建物法 (1) 家具 (1) 徳島 (1) 徳島の住宅医 (木造建築病理学) (1) 持続可能な (1) 断熱リフォーム (1) 暮らし (1) 書籍 (1) 法規制 (1) 津波 (1) 洪水 (1) 活断層 (1) 湿度 (1) 環境共生住宅 (1) 環境履歴書 (1) 耐火建築物 (1) 聴竹居 (1) 藤井厚二 (1) 講演会 (1)