蓄熱を考える -自立循環型住宅 おまけ-
少し、間が開いてしまいましたが、
今日は 「蓄熱」を考えてみます。
上の グラフ の説明をします。
水色 のラインが 外断熱。
青色 のラインが 内断熱。
黒色 のラインが、屋外気温。
巷で 評判の 「Q値」とか、「次世代省エネ基準」 では、水色、青色 どちらも同じです。
ですが、日射 と 蓄熱を考慮すれば その差は 歴然。
4月、丁度 今頃ですね・・
水色の ライン だと ほぼ 4月27日から 一週間 18℃~22℃ の生活ができます。
断熱材は、ごく 普通。
もちろん、エアコン無し。
一方、青色 のラインだと、低い時は 室温8℃、高い時だと 21℃
しかも、外気温 より 低い って・・。
もちろん、これは、外断熱が良い とか 悪いとか いう 話しじゃありません。
全く、逆の結果になることもあります。
みなさんは、どちらの 生活を送りたいですか?
私は、水色の 生活が送りたいです。
これが、シミュレーションです。
パッシブデザインの入り口です。
「Q値 1.0」 なんて 言葉に 惑わされてはいけません。
たずねてみてください。
私の家の、室温は?
きっと、高断熱だから大丈夫!
なんて、答えが帰ってくるでしょう。
パッシブデザイン 考えて行きましょう。
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