木材利用ポイント、新築に一律30万円 内外装の木質化で上乗せ
木材利用ポイント事業の概要は、以下のとおりです。
(1)木材利用ポイントの付与対象
地域材を基準以上利用すること、資源量に悪影響を与えないこと等の条件を満たす、次の1から3に掲げるもの
1. 木造住宅(確認済証、建築工事届等において、一定の工法であり、主たる構造物の構造が「木造」と記載されている住宅)の新築・増築又は購入
2. 住宅の床、内壁及び外壁の木質化工事
3. 木材製品、木質ペレットストーブ等
(2)木材利用ポイントの申請方法
- (1)のポイントの付与対象となる製品の所有者等が、郵送又は各地に設けられる申請窓口にて行う。
(3)木材利用ポイントの交換
- 地域の農林水産品、農山漁村体験型旅行、商品券、森林づくり・木づかいに対する寄附、即時交換等
- 交換するポイントは、1ポイント1円相当とします。また、木材利用ポイントの申請等に当たっては、各種証明書類が必要になります。
ポイントの付与対象となるものの範囲、製品ごとに付与するポイント、ポイントの具体的な申請・発行方法等の事業の詳細については、決まり次第、改めてお知らせいたします。
(出典: 林野庁 木材利用ポイント事業について)
http://www.kengakukai.net/2013/01/post-843.html
そこで思わぬところへ関わってくるのが
地域型住宅ブランド化事業
だったのですが、新建ハウジング誌 で内容を、整理 してくれています。
国土交通省は、来年度の「地域型住宅ブランド化事業」では主要構造部に地域材を50%以上使用した場合に適用される20万円の上乗せを行わない方向で調整している。林野庁が実施する「木材利用ポイント」の開始にあわせたもので、2つの制度を併用することを想定。木材利用ポイントでは主要構造部に地域材を50%以上使用した木造新築住宅に一律30万ポイント(30万円分に相当)が付与されるため、実質の補助額は増えることになる。
(出典:新建ハウジングDIGITAL 2013年3月18日より)
地域型住宅ブランド化事業 単体では 所謂 「補助額」 は増えるようですが
詳しい事がまだ把握できていないので 引用ばかりになるのでは、意味がないのでまとめて
しまいました。
ただ、木質ペレットストーブ なども 対象になりそうですから、
地域の木を使うことの意味 を これを機会に改めて 考えることになりそうですね。
年度単位で コロリと 変わってしまうんですね。
かつての、補助金頼み の 地方産業が いつか今のように 破綻してしまうのですから。
○○ の 補助金 を使って 建てるには 当然 その要件を満たさなければなりません。
例えば、Q値 が いくら か?
構造等級は?
諸々の、「ルール」が あります。
その 「ルール」 が、「生活の快適さ」であったり、「生活の満足度」 を
保障してくれるものであれば 選択肢として あるのかもしれませんが
果たして 制度、ルール が 生活に関わるどの部分を 「保障」「約束」をしてくれるのかな。
自分の暮らし方、ホントに必要な 優遇、補助 を一緒に考えられる すまいづくり・・ですね・・。